陶板壁画について
コンセプト
新第三病院棟建設は、『耐震性に優れた安全な施設設備』が第一の目的ですが、同時に、地域医療の拠点として「県民・市民に居心地がよく、不安を少しでも和らげる病院空間づくり」がコンセプトになっています。
このコンセプトを実現するため、金沢21世紀美術館館長 秋元雄史氏に石川県を代表する4人の現代工芸作家の方々の作品をディレクションいただき、院内の各階に内装の一部として陶板壁画を取り入れました。
また、この陶板壁画は「将来も常に地元の医療と文化や芸術への責任を担ってゆきたい」との考えに基づいております。これらの陶板壁画が、患者さまだけでなく病院を訪れる全ての方々に癒しとリラクゼーションを提供できればと考えております。
(※ 2階は手術室等の清潔区域に隣接する為設置しておりません)
医療は時に医術と称されます。 また医術は、美術・芸術と同様に「 人の手により 」「人に喜ばれること」を成し、「人に感動してもらえる」ことを表現します。
このような医美同源・・・「心」とほっとする「居心地」が、人と人とを繋ぐコミュニケーションの一助になればと切に願っております。
1階

ジョン・走る
戸出 雅彦(TOIDE Masahiko)
3階

カーテンはあけぼの。How Pretty!
田辺 京子(TANABE Kyoko)
4階

色 織
斎藤 まゆ(SAITO Mayu)
5階

空の下に広がるもの
羽場 文彦(HABA Fumihiko)